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当クリニックがおすすめする内視鏡検査
当クリニックの胃内視鏡検査は「経鼻内視鏡」を採用しています。そのため、苦痛の少ない検査が可能です。
初めての検査に不安がある方、以前に経口内視鏡検査が苦痛であった方、ご高齢の方、心臓や肺に不安のある方に適しています。
内視鏡検査を実施しているPETスタンダード内視鏡コース、一般ドック・内視鏡コースは、これまで他の医療機関で胃内視鏡検査を受けられていた受診者様にもご好評をいただいております。
経鼻内視鏡は2016年8月に新機種を導入しています。
検査には多くのメリットがあります
経鼻内視鏡の太さは約5mm程度。経口内視鏡が約10mmですので約半分の太さです。
メリットとして、舌の付け根を内視鏡が通過しないため、吐き気や息苦しさの少ない検査が可能となります。また、検査が楽に受けられるだけでなく、心臓や肺に与える負担も少ないことがわかっています。
検査中、医師と会話をすることができますので、モニター画面を見ながら医師の説明を受けられます。検査中に異常が疑われた場合は生検(組織採取)も実施できます。
また、従来の経鼻用スコープはカメラが小さく低解像度とされていましたが、当院で導入しているスコープは経口スコープに迫る広角高画質を実現しています。
検査毎に内視鏡洗浄装置を用いた滅菌洗浄を行い、高度な感染防止対策を講じていますので衛生面でもご安心いただけます。
検査に適さない方、デメリットについて
すべての方が鼻の穴から内視鏡を挿入できるわけではありません。鼻腔が狭い方は実施が困難です。その場合、口からの挿入に変更となります。
また、検査中にポリープがみつかった場合、良性か悪性かの判断のための生検(組織採取)は実施いたしますが、治療を目的とするポリープ切除は行いません。治療(切除)を希望される場合は、別途専門の医療機関をご紹介いたします。
偶発症・・・軽い鼻の痛み20~40%、鼻出血1%、麻酔薬によるアレルギー数千人に1人程度
検査の流れ
1
検査前日
- 21時までに食事を済ませてください。
- それ以降は、水分(水・お茶)は摂取可能です。
- 常用している薬は、服用してください。
(薬の種類によっては中止していただくものもあります)
2
検査当日 検査前
- 朝は禁食です
- 水分(水・お茶)は制限ありません。しっかりと水分をおとりください。
- 血圧・心臓・てんかんの薬は、朝早めに服用してください。胃薬・糖尿病の薬は服用しないでください。その他の薬は確認してから服用してください。
3
検査当日 前処置
- 検査着に着替えをしていただきます。
- ご記入いただいた問診票に基づいて、お話をうかがいます。
- 胃の中をきれいにする水薬を飲んでいただきます。
- その後、鼻に局所麻酔をします。
(鼻の中を拡げる点鼻薬→麻酔のスプレー→麻酔のゼリーを鼻の中に注入します)
4
検査時
- 検査時間は、通常10分~15分程度です。
- スコープが入りましたら、ゆっくり呼吸をととのえましょう。
- 検査中は、会話が可能です。なにかありましたらお知らせください。
- 必要な場合は、ご説明の上組織の一部を取り、組織検査をします。
(生検といいます)
5
検査後
- スコープを挿入した側の鼻は、鼻の違和感や軽い痛みが残ったり、少量(ティッシュがにじむ程度)の鼻出血がみられることがあります。
- 本日は鼻を強くかんだり、触ったりしないようにしてください。
- 検査終了1時間後から飲水が可能です。
- 生検をした方は2時間後より食事が可能です(当日は食事制限があります)。
- 詳しくは、検査後にお渡しいたします『経鼻内視鏡検査を受けられた方へ』をご参照ください。
内視鏡検査が含まれるコース一覧