
早期発見が難しく、他のがんに比べ5年生存率が低い膵臓がん。さいたまセントラルクリニックでは、膵臓がんをより早く発見する取り組みを行っています。
〈すい臓がん〉
自覚症状が現れにくい膵臓がん。背部痛や体重減少などの症状を自覚し始めるころには、すでにがんが進行した状態になっていることも少なくありません。
また、膵臓は体の奥の部分にある臓器であり、一般的な検診で実施している腹部超音波検査では膵臓全体の描出が難しいことも発見が困難とされる一因です。
〈エクソソームからがんの情報を検出〉
細胞から分泌されるごく小さな物質『エクソソーム』。研究によりエクソソームには細胞から細胞へ、遺伝情報を運ぶ働きがあることが分かってきました。
膵臓がん固有の情報をもつエクソソームを検出することで、身体の中に膵臓がんの細胞が存在する可能性を探ることができます。
〈血液検査でできるすい臓がんの早期リスク判定〉
【テオリア検査™】はエクソソームを使った新しい検査で、通常の検診と同じように静脈から数mLの血液を採取し検査することができます。
血液からエクソソーム由来の膵臓がんのリスクマーカーを測定し、健常人の平均と比較し、低リスク・中リスク・高リスクの3段階で判定されます。
中~高リスクの場合は、がんに罹患している可能性が健常人よりも高いため、さらに精密検査を受けることをお奨めしています。
どのような検査を受けたらよいのか、検査後にご案内いたしますので医師へご相談ください。
●こんな方にお薦めします
□ご家族に膵臓がんに罹患された方がいる
□糖尿病を患っている方
□膵石症のある方
□慢性膵炎を患っている方
□膵嚢胞(膵腫瘤)を指摘された方
□膵管内乳頭粘液腫瘍(IPMN)を指摘された方
□肥満の方、喫煙されている方、飲酒量の多い方
※テオリア検査™は保険適用外の検査です。
※テオリア検査™は、テオリアサイエンス株式会社が提供する検査です。当クリニックより検査を委託して実施いたします。
●【テオリア検査™】についてのご相談、お問い合わせは検診部までご連絡ください。
●画像診断による検診を併せて検討される場合は、【PETスタンダード・すい臓プラス】コースがお薦めです。
<検診予約直通> TEL:048-658-3720